アーティスト情報 |
F〜J |
【F】 |
・Frank Sinatra 先輩Bing Crosbyが持つ、独特の"余裕"、Fred Astairの"粋"、そして、シナトラ自身が付け加えた、Harry James楽団で鍛えられた、例えようのない"スイング感"、そして、歌手として何より素晴らしく、縦横無尽のスキャットヴォーカルを駆使する正統派ジャズ歌手たちをも凌駕する、"メロディをほとんど崩さずに歌いながら原曲以上の情感を醸し出す"表現力こそはシナトラをポピュラー音楽の頂点に押し上げた |
・Fred Hersch 1955年オハイオ州シンシナティ生まれ。その卓越したピアノ技法と、類い稀なる耀くアイデアで創造される独自のスタイルで、ピアノの詩人などと評されている。1980年代以降のピアニストの中で、最もエヴァンスイズムを受け継いだと言われる。 |
・Freddie Hubbard 1938年4月米国インディアナポリス生まれ。58年ニューヨークに進出。ジャズ・メッセンジャーズなどのバンドに起用され、リーダー作も残す。70年代にはフュージョンも手がけヒットを放つ一方、ハービー・ハンコック、ウェイン・ショーターらとV.S.O.P.を結成、ストレートアヘッドな演奏で人気を得る。 |
【G】 |
・George Benson 1976年、「Warner Brothers」に移籍したベンソンは、トミー・リピューマのプロデュースによって、R&B歌手としての分野での認知を一気に高める大ヒットアルバム Breezin'を発表、ジャズのフィールドからR&B、今でいうブラック・コンテンポラリーの人気ミュージシャンとなった。この年、Breezin'に収録された"マスカレード"で"グラミー賞レコード・オブ・ジ・ヤー"を受賞している。 |
・George Shearing 1919年8月13日英国ロンドン出身。ピアニスト。生まれながら目が不自由ではあったが、ファッツ・ウォーラーやテディ・ウィルソンを聴いてジャズを開始。40年代の末に渡米、50年代初頭に率いたクインテット演奏で一世風靡した。 |
【H】 |
・Hank Jones 1918年、米国ミシガン州ポンティアック生まれ。44年にニューヨークに出て、当時流行していたビ・バップを聴き、バド・パウエルやアル・ヘイグらに影響を受ける。アンディ・カークやコールマン・ホーキンスらと共演、47年にはノーマン・グランツ率いるJ.A.T.P.に参加し注目を集め、その後エラ・フィッツジェラルドの歌伴奏者などを務め活躍した。堅実なプレイと器用になんでもこなせる幅広い音楽的素養が光るジャズ・ピアノの名手。 |
【J】 |
・Jaco Pastorius ジャズベースの歴史の中で最大の革命児は間違いなくジャコ・パストリアスに止めを刺すだろう。伝統的なビバップの要素を楽器としてのエレクトリック・ベースの音色、テクニックによって、異なった地平に押し上げ、ジャズの息吹を生かしつつコンテンポラリーなサウンドや表現に高めていった。 |
・Jean-Luc Ponty 1942年9月29日フランスで生まれる。クラシック音楽に囲まれた環境で育つ。ステファン・グラッペリやスタッフ・スミスの演奏を聴いて、クラシックからジャズに転向した。彼のヴァイオリンはロック~フュージョン感覚のダイナミックなプレイで聴く者を驚かせた。 |
・Jacques Loussier 1959年にバッハをジャズにアレンジした革新的なアルバム『プレイ・バッハ』で、ピアニスト、ジャック・ルーシェの名は一躍世界に広まった。その後60年代半ばにトリオを結成したが70年代半ばに解散。バッハ生誕300年の85年、10年ぶりに新トリオを結成し活動を再開した。 |
インフォメーション |
■TOPページ ■About Us ■利用規約 ■お問い合わせ |